11月4日(日)に閉幕した淡路島アートフェスティバル2013。
約一ヶ月間淡路島内各所で様々なイベントが行われておりました。
その中の一つ「瓦の音楽」
瓦の音楽?
よく分からないまま、瓦屋さんも来てくださいとのお誘いに先月行われたワークショップへ参加。
瓦で音楽と言えば、うちに瓦琴もあるので、そういう感じでなにか瓦で楽器をこしらえたのかと思いきや
会場へ行ってみると、淡路島ならそこらへんに転がっている瓦、そのものでした。
この瓦が楽器になるというのですから驚き。
そんなこと考えたこともありませんでした。
今回の「瓦の音楽」に携わっている方。
音楽家のお二人がこの何でもない瓦を見事に楽器として操っていました。
いままで気にもしていなかったけど、一枚一枚また形状によって色んな音が出ます。
叩く道具によっても色々と音色は変わるようです。
瓦がこんな楽しい楽器にかわることに驚きです。
そして、ワークショップ参加メンバーで瓦バンド結成。
子供たちによるこども瓦バンドも結成されました。
アートフェスティバルの最終日に演奏会をすることに。
今回使用した色々な瓦は、山田脩二さんが提供されましたが、
うちのギャラリーで人気の「瓦琴」も演奏に加わることになりまして。
実際に音楽家の方に弾いてもらえるなんて思いもしませんでした。
記念すべき日になりました。
それから、小粒瓦を使ったマラカス(「マラ瓦ス」と命名)も急きょ完成。
どんどん瓦の音楽が出来上がっていきました。
本番は洲本のコモード商店街で開催。
野村さんとやぶさんの即興性と感性が素晴らしく、
短い練習期間でしたが、計5曲も作ってくれました。
お二人の演奏、こども瓦バンドも含めると
全部で9曲。約一時間の演奏会となりました。
全て今回のアートフェスティバルにちなんだ曲に。
参加メンバーも楽しく、瓦と触れ合っていました。
不思議なリズムと音楽で会場は盛り上がりました。
瓦が、こんな形で主役になるなんて思いもしませんでしたが、
結果、とても楽しかったです。
瓦琴や小粒瓦の説明するお時間もいただきました。
ありがとうございます。
瓦の音楽。
これから色んな人に聞いてもらいたいし、沢山の人に演奏してもらいたいと感じています。
瓦バンドの今後も楽しみですね。
今回地場産業の瓦を抜擢してくださった
野村さん、やぶさん、それからアートセンターのみなさん
ありがとうございました。
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