今日の別注瓦。
少し変わったご依頼を頂きました。
見本となる古い銅板が送られてきて、その銅板のレプリカを
作るために、型を作るというご依頼でした。
仕上がりの見本として、まず瓦を作りました。
出来上がったのがこの瓦。
幅20cmほどの薄く小さな板に細かい鳳凰の模様入り。
鬼師が細かい模様を忠実に復元しました。
この飾り、何に使うものかと言うと、吊るして「カ~ン」と叩く鐘だそうです。
なるほど…、とにかく見本として一先ず瓦にしたものをお送りする事に…。
すると瓦の素材感と音が良かったのか、銅板にするのを止めて
瓦のままでOKとなったのです!
確かに瓦琴なるものもありますので
音は綺麗です!
意外な所で瓦をご使用いただく事になり少し驚きましたが、
いぶし瓦を気に入ってもらえ、とても嬉しい仕事となりました!
コメント
Unknown
>きんたろうさん
梵音具と言うんですか!
知りませんでした…。
さすがですね~。
また教えて下さいね!
Unknown
梵音具(ぼんおんぐ)ですね!
端止めを作るのに参考にしたことがあります。
いいですね!