昨日瓦組合の青年部の方々と屋根葺きの競技大会である、
「全瓦連技能グランプリ2008」愛媛大会の視察に行きました。
場所は愛媛県武道館。
石や木をふんだんに使ったとても大きなこの武道館。
屋根にはいぶし瓦が葺かれていました!
入り口を入るとすぐに目に入るのが、
この巨大な鬼瓦!
これくらいのインパクトがあれば、誰が見ても
「あ、瓦の産地なんだな」と感じるでしょうね。
淡路にも産地として、これくらい人を惹きつける瓦が
あってもよさそうですけど…。
色々と考えさせられながら館内へ…
今回は全国から19名の選手が地元の菊間瓦を使い
架台に瓦を葺いていきます。
館内にはタガネで瓦を割る音だけが鳴り響く独特の空気。
大勢のギャラリーも選手達の技に見入っていました。
緊張感一杯の中、選手達が時間内に課題を葺き上げるべく、
手早くかつ丁寧に作業する様はまさに匠。
こういう技術があって日本の屋根は守られているんだと
改めて感じました。
昼前に競技は終了。
午後から間近で架台を見学できたようですが、
私達は時間の関係で見られなかったのが残念です。
コメント