先日島内のある施設に施工されたいぶし瓦たちを見てきました。
昨年、大阪の施工会社の方が工場へ来られて、その場で
目に留まった瓦を持って行き、施工されたものです。
正面入り口エントランス両サイドに小端立瓦と熨斗瓦で
それぞれ意匠が施されています。
いぶし瓦の中に真っ赤なプランターやベンチがアクセントになっていて
モダンな感じに仕上がっていました!
いぶし空間に一つヴィヴィットカラーを加えることでこんなに変わるものなんですね。
我々製造側ではなかなか思いつかないこの色使いはとても新鮮で、
今後のいぶし瓦の使い方に可能性はまだまだあることを実感しました。
入口でふんだんに使われたいぶし瓦は訪れるお客様を
気持ちよく出迎えるのに一役かっている事間違いないでしょう!
瓦産地の淡路島内でこうして屋根以外の使い方を
見せてくれるのはホントに有り難いこと!
業者間ではもはや当たり前のことでも、まだまだ新鮮に
思ってくれる人も沢山いるはずです。
こういう場がもっともっと広がるよう今後も努めていきたいです!
そしてそこからも屋根への感心につながることを願っています。
コメント
Unknown
豊かな感性を存分に発揮できる素材ですよね。
しかし瓦人さんさすが朝早いですね~。早朝に熱いコメントありがとうゴザイマス!
目立たず、衒(てら)わず
いや~、イブシにはやっぱり・・・。
朱・紫・青・緑・紺・・・とどんな色でも似合いますねえ。それでいて目立たず衒わず、その異色のモノをうまく引き立てます。このセンス、万人に通じるはずです。それがやがては、いぶし瓦の屋根へ・・・。
期待して頑張りましょう。