受け継ぎ伝える仕事。

今週も雨の週明けとなった淡路島です。

先週から修繕中の鬼瓦、経の巻。
今週も引き続き作業は続いています。

この鬼瓦には作者、年号等の文字が彫り込まれていました。

寛政

文化

天保

江戸時代、約200年前の瓦です。
いくつもの時代を経て、平成のこの時代に修繕されている事。
当時の瓦師さんたちはどんな思いでいるのでしょうか。
ここで一旦屋根から下りましたが、修理再焼成の後、
再び何十年屋根の上に上がります。
今に伝えられた古い瓦を次代に伝えるための中継作業、疎かにはできません。
私達が今作る瓦も次代、次々代まで残り未来の瓦師さん方に
伝わると思うと(伝わって欲しいと言う願い出もありますけど…)、
改めてこの仕事に就いて良かったと思ったりした月曜日でした。

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