朝日陶芸展。

昨日、朝ごはんを食べながら寝ぼけ眼で新聞を
捲っていると気になる見出しが!


 『伝統技 融合の美』


見出しの横には見慣れたいぶし銀が輝いていました。

なんと!第46回朝日陶芸展でいぶし瓦と同じ手法で焼き上げた
愛知県高浜市の森克徳さんの作品がグランプリを取っていたのです。



以下、朝日新聞より

グランプリ「銀の連想」


めっきのような鈍い銀色が魅力的な作品だ。故郷の愛知県高浜市は
三州瓦の産地。高浜の瓦の製造会社に頼み、いぶし瓦と同じ手法で
焼き上げた。うわぐすりを使わずに、いぶして色をつける手法は黒陶
と同じで、独特の色合いは炭素の膜が生み出している。
高浜を拠点に作陶するプロの陶芸家だ。四つの半球はひも状の土を
重ねて生み出した。割れを防ぐため、乾き方を均一にするのが難しか
ったという。焼くと収縮するので、四つの高さをぴたりとそろえるのも簡
単なことではない。
平らな上面に残された焼成の痕跡が、銀一色の作品を引き立てる。
物を載せていぶした跡だ。第35回に秀作賞、ついにグランプリに選ば
れた。
「届かないと思っていた領域にたどり着いた。これからも自分のペース
でじっくりと作っていきたい」


工業製品としてはもちろん、作風によっては芸術的価値もあるということを
全国に示してくれたようで携わるものとして、とても嬉しく、誇らしく思い、
朝からかなりテンションが上がってしまいました!
これからも頑張ってください!

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