小さい御所風の鬼瓦です。
図面を書き、それに沿って
ヘラを巧みに使いカタチにしていきます。
家紋も入ります。
五瓜に唐花。
出来上がりがこちら。
ちょっと変わった鬼瓦。
裏面にも同じ紋付の顔がついています。
実は屋根に葺くのではなく、別の用途に使われるそうです。
御所風のこの鬼のデザインが気に入ったらしく
この鬼瓦を使ってこのようなものができますか?
というご依頼でした。
ただご依頼いただいてからかなり月日が…。
随分お待たせしてしまっています。
年明けから取り掛かり、ようやく形にする事ができました。
これから乾燥、そして焼成へ。
もうしばらくお待ちください。
コメント
嬉しいです!
>Kazuさん
瓦に興味を持っていただけて本当に嬉しく思います。
僕も携わるまでは瓦って身近なようで
実はあまりじっくり見ることがありませんでした。
手作り、機械など色んな工程、さらには歴史知り
どんどん惹かれました。
まだまだ勉強中の身ですけど、
伝統を次の世代まで伝えられるよう今後も
写真と拙い文章ですがお伝えしていきたいと思っています!
見るたびに。。
本当に美しいと感じます^^
自分が瓦の形、工程、また飾り方にも こんなに興味を持つとは
思っていませんでした。
それは伝統や技術が受け継がれてきた歴史があるからなのかも
しれません。
日本の素晴らしい文化を鮮明な写真で見ることができて嬉しいです^^
職人さんの手の表情が、すべてを物語っているような気がします。